今回のSD夏季研修会は、「SGU VISION 2026の推進 -大学改革を担う教職員の能力開発と組織力の強化-」をテーマに、全体研修会およびグループワークを行いました。
全体研修会では、「札幌学院大学ブランディングプロジェクトについて」をテーマに2019年度より開始した「大学としての中核的価値」を再認識・再定義するためのブランディングプロジェクトについて河西邦人学長と白石英才常務理事より講演いただきました。河西邦人学長からは、リブランディング(既存のブランドを時代や顧客に合わせて再構築する)戦略を成功させた企業事例を参考に、本学におけるブランディングの重要性についてお話いただきました。白石英才常務理事からは、現在本学にて進行中のブランディングプロジェクトの背景・目的、調査結果等およびブランド定義について説明いただきました。
グループワークⅠでは、各世代に求められる役割、意識・行動、力・考え方について意見を交わすことを目的に、職員間で認識の共有がはかられました。
グループワークⅡでは、グループワークⅠで共有した認識を踏まえ、各世代に求められる資質と態度を向上させるために必要な研修制度と研修プログラムの開発、必要な取り組みについて話し合いました。
研修テーマにある「SGU VISION 2026」は、本学のあるべき姿として10年後の将来像(組織ビジョン)を示したものです。今回のSD夏季研修会は「SGU VISION 2026」で示す将来像を実現するための道筋の一つ「変革を可能とする組織力を高める」ことに繋がります。
SD委員会では、本学が定める理想の職員像(※2)に近づくため能力・資質を向上させる研修を今後も続けていきます。
【研修目的】
① 大学を取り巻く諸情勢や運営課題を把握し、教職員が果たすべき役割を再認識する。
② 大学改革を担う教職員の能力開発と組織力の強化を促す研修制度及び有効な取り組みについて考える。
【獲得目標】
① 大学を取り巻く諸情勢や運営課題を理解する。
② 各世代に求められる資質と態度について理解するほか、自身の現状について再認識する。
③ 教職員の能力開発と組織力の強化を促す研修制度及び有効な取組みについて他者に説明することができる。