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今年度で10周年を迎える人文学部こども発達学科の10周年記念式典を8月13日(土)学内で開催しました。当日は好天に恵まれ、卒業生・在学生・教職員あわせて80名あまりの方々にご列席いただきました。
講演会では、講師に北海道小学校長会会長・札幌市立手稲東小学校校長の松井光一先生をお招きし、「課題解決の方法~教育現場を例にして」というテーマでご講演いただきました。松井先生が勤務校で実践されている「A(挨拶)K(感謝)E(笑顔)」活動を例に、時に笑いを交えながら、熱いご講演をいただきました。
その後コメンテーターとしてお越しいただいた、本学名誉教授小林好和先生と元本学教授大垣清美先生からは、大学での学びを振り返りながら、こどもの発達を支援する者の心構えをお話いただきました。
講演会後は卒業生が勤務する地区ごとの親睦を深めてもらうため、分科会を行いました。卒業生・在学生ともに8グループにわかれ、各グループで大学生活や社会人になってからの苦労話などで盛り上がりました。一期生の若山嵩洋さん(現札幌市立小学校教諭)は「学生時代にやったことで今の仕事に活かされているなと感じるのは「地域の子ども連携マネジメント実習」(本学科専門科目)と国際交流。他にはない、文系総合大学である札幌学院大ならではの経験が今とても役立っている」と話していました。
18時からは会場を変え、懇親会を行いました。本学科設立当初から学生たちと切磋琢磨してこられた現学科長の小出良幸先生は「今日の皆のたくましい姿を見てとても安心した」と卒業生の成長ぶりに感動していました。
懇親会後も懐かしい顔ぶれとの時間を惜しむ姿が多く見られました。今回の式典で、卒業生同士のみならず、在学生で教員を目指す学生たちと卒業生という縦のつながりが生まれました。ここでの出会いが新たな絆となり、これからもこども発達学科はどんどん成長していきます!