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9月13日(火)にSD委員会主催の職員夏季研修を開催しました。
「SD(Staff Development)」とは、個々の職員の能力開発を通じて組織全体の力量を高めるための人材育成制度を意味します。本学ではこのSDを推進する専門委員会として「SD委員会」を設置しています。職員夏季研修では、「札幌学院大学に求められる理想の職員像」を目指して ~70年の歴史を振り返り、建学の精神と理念を共有する~というテーマで本学の全職員を対象に実施しました。
基調講演では、本学名誉教授 廣川和市氏を招き『専門家としての大学職員の形成と「協働」の深化・拡大』と題し講演いただき、大学職員として成長を振り返り、経験から学ぶ大切さや、専門家としての大学職員とは・・・など、職員一人ひとりが自分と向き合い、意識を高めていく良い機会となりました。
また、グループワークでは、株式会社キュースリー様にご協力いただき、ゲーム形式で大学の理念等をキーワードに、現在、未来を考えるワークに取り組みました。その後、現在大学が抱えている諸問題を解決するアイディアを考え、その実現へ向けたチームプロジェクト・チャレンジSGUがスタートし、12月末まで約3ヵ月半に渡り、全職員のチームプロジェクトが継続されます。社会のあらゆる分野で急速な変化が進行する中で、大学がその使命を十分に果たすためには、その運営についても一層の高度化を図ることが必要です。大学の運営に必要な知識・技能を身につけ、学生への教育、大学運営へ生かすことができるよう、能力・資質を向上させるための研修を今後も続けていきます。
※)本学では「札幌学院大学に求められる理想の職員像」を次のように定義しています。
1.札幌学院大学の理念を実現するため、主体的に考え、協働して業務に取り組む職員
2.一人ひとりの学生の個性を尊重して成長を支援し、社会に貢献する人材を育む職員
3.札幌学院大学職員としての自覚と誇りを持ち、自ら意欲を持って学び成長し続ける職員
札幌学院大学の職員は、日々多様な課題に挑戦する過程を通じて、あるいは研修での学びを通じて「理想の職員像」に近づくことを目指しています。
グループワーク
本学名誉教授 廣川 和市 氏の基調講演
チームプロジェクト・チャレンジSGU