授業では東日本大震災当日の小学校・地域の様子が宍戸氏の口から生々しく語られ、学生たちは福島第一原子力発電所で起きた事故が子どもたちや福島県に暮らす人々に与えた影響、これから起こり得る子どもたちへの心理的な変化に対する懸念など、多くの問題点が残ることを学びました。その後、福島の小学生たちが放射能の心配のない他県の小学校に滞在する「移動教室」で、子どもたちがのびのびと過ごす様子等が映像を交えて語られ、学生たちはテレビや新聞などでは中々得ることの出来ない福島やそこで生活をする子どもたちの現状に熱心に耳を傾けていました。