人文学部こども発達学科では、2014年度以降入学生から、卒業と同時に保育士資格(国家資格)を取得できる「保育士養成カリキュラム」がスタートしました。
現在2年生となった「保育士のたまご」達が先日「乳児保育演習」(石井繁子先生)で初めてのミルク作り・授乳に挑戦しました。まずは熱いお湯を哺乳瓶へ。その後分量どおりの粉ミルクを入れて混ぜます。おいしそうに見えたのか学生達が思わずペロリ・・・「まずい!」ミルクは味が薄いそうです。
ミルクを作ったら次は授乳。大事なのは「コミュニケーション」をとることと石井先生。一言に授乳といっても子どもの発達において実はとても重要なお仕事。ミルクを「吸う」ことで頬の発達が促されるため、短時間でガブガブと飲ませるのではなく、ゆっくり時間をかけしっかり吸うように飲ませないと離乳食へのスムーズな移行ができないのです。このように、この授業では単なる方法だけではなく、なぜそうするのか?もしっかりと教えてもらいます。
「赤ちゃんによってミルクの好みはあるんですか?」など自然といろんな質問が出てきた学生達。7月にはいよいよ保育所での実習がスタートします。講義に真剣に取り組んで実習先でより磨きがかかることを期待しています。
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