6月30日に札幌医科大学保健医療学部准教授の澤田いずみ氏を講師にお迎えし、SGUホールで人文学部合同講演会を開催しました。この講演会は毎年1年生を対象に、人文学部の学問領域を越えた多様なテーマについて考えることを目的としています。
今年は、TriplePのプログラムを用いた「いまから実践!前向き子育ての力」というテーマで講演いただきました。TriplePとは、「Positive・Parenting・Program」の頭文字を取り、2~12歳の問題行動を持つ子どもの親を対象に、オーストラリアクィーンズランド大学マシュー・サンダース教授により開発(1998年)された子育て支援プログラム(ペアレンティングプログラム)です。”できる行動”に着目した、行動療法や社会学習理論に基づいた家族支援プログラムで、世界25カ国で実施されています。