その後、松山城見学とゼミ生交流のお昼休みをはさみ、午後の部・家族法合同ゼミでは、夫婦の財産の帰属や別居時における生活費や養育費等をめぐる事例問題について、松山大学の学生と一緒にグループを組み、検討を行いました。なお、当日は、この領域の専門家である、香川大学・愛媛大学連合法務研究科の松久和彦准教授をお招きしました。
いつもとは違う緊張感と歯ごたえのある問題に、学生達は色々と悩んでいたようでしたが、積極的な議論が展開していました。グループごとに結論を出してもらった上で3名の教員それぞれから講評を受け、学生達は、具体的な事例についてどのように解決しうるのか、また、解釈の違いでどのように結論が異なるのか、勉強していたようです。非常に内容の濃いゼミに、学生達も法学の奥深さを感じていたようです。