支援内容・支援体制

障がい学生・支援学生・教職員(学部学科、学内関係部署等)が協働・連携して支援を行っています。
支援のコーディネートの役割を担っているのは、アクセシビリティ推進委員会という組織になります。
相談窓口はサポートセンター(C館2階)です。

[障がい学生支援]学修および学生生活支援

視覚障がいのある学生にはポイントテイクを、聴覚障がいのある学生にはノートテイク・パソコンテイクや手話通訳、映像教材への字幕挿入等による情報保障を、肢体不自由の学生にはポイントテイクや通学・移動介助を行っています。

これらの支援に直接かかわっているのは、多くの在学生たちです。
なお、支援学生は随時募集しています。
支援活動に興味・関心のある人は、C館2階サポートセンターまでお問い合わせください。
ノートテイク・パソコンテイク、手話通訳
聴覚に障がいのある学生のため、音声情報を文字に変えて提供します。
授業だけではなく、各種ガイダンス、入学式や学位記授与式、オープンキャンパスなど様々な場面で支援を行っています。

【パソコンテイク】2人一組で連携(交互に文章をタイピング)し、パソコンを用いて授業中の発話などを文字にする。

【ノートテイク】2名一組となって、15分交替でペンと紙を用いて授業中の発話などを文字にします。

  • パソコンテイク

    授業でのパソコンテイク

  • 授業でのパソコンテイク

    授業でのパソコンテイク

  • パソコンテイク

    学位記授与式でのパソコンテイク

  • ノートテイク

    授業でのノートテイクの様子

ポイントテイク(筆記代行)
ノートを自分でとることが困難な学生のために、板書や講義の要点を書き取ります。
  • 授業でのポイントテイクの様子

    授業でのポイントテイクの様子

  • 授業でのポイントテイクの様子

    授業でのポイントテイクの様子

通学・移動介助
大学への通学や、授業と授業の合間の教室間の移動が困難な学生のために、移動などの支援をします。
冬道の通学介助

冬道の通学介助

映像教材への字幕挿入
本学の「電子計算機センターサポートデスク」では、聴覚障がい学生の情報保障の一環として、授業で使用する映像教材への字幕挿入を行っております。
「電子計算機センターサポートデスク」は、パソコン利用支援や相談受付等を行っている窓口のことです。スタッフは学生で構成されており、場所は本学C館1階電子計算機センターです。
定期試験時の配慮について
障がいのある学生に対し、定期試験時に別室受験・試験時間延長・問題用紙等の拡大・パソコンの使用許可などの配慮を行っています。
配慮の申請は、教育支援課の窓口(3号館1階)、サポートセンター(C館2階)にて受け付けます。
発達障がいや精神的な困難のある学生への支援
発達障がいや精神的な困難のある学生には、担当教員のコーディネートのもと、自助グループによる「雑談会」の取り組みがあります。

学生相談室

学生相談室(E館2階 学生課保健センターの隣)では、健康で充実した学生生活を送るために、悩みや不安などを解決するお手伝いをしています。心の悩み、学業のこと、経済上のこと、課外活動のこと、進路のことなど、臨床心理士の相談員が応じています。

[障がい学生支援]キャリア・就職支援

早い段階から卒業後の進路を見据えて、自ら目標・目的をもった大学生活を送れるよう、就職情報センター(D館1階)を設置し、キャリア教育を意識した支援を行います。

障がいのある学生には、下記の取り組みを行っております。
  • 個別面談に基づき、障がい学生の希望職種・勤務希望地等のニーズを把握
  • 学内合同企業説明会等へ参加する障がい学生の介助、ノートテイク、およびパソコンテイクを実施
  • 札幌学生職業センター(ヤングハローワーク)へ障がい学生の名簿を提供
  • 求人の斡旋(本学および札幌学生職業センター等)
このほか、就職情報センターの利用を促し、就職活動支援行事の活用を呼びかけております。

就職情報センター
  • 就職活動用パソコンの利用、企業ファイルの利用、就職関連資料・図書の閲覧と貸出
  • キャリアアドバイザーの模擬面接、履歴書・エントリーシートなどの添削、進路に関する相談全般
  • 就職ガイダンス、就職模擬試験、企業研究・メイクレッスンなど特別講座の受講