みなさんが心身の健康を保ちながら、この局面を乗り越えていくために、このメッセージがお役に立つと幸いです。
日常生活全般の不自由さ、生活リズムの変化、外出する機会の低下によって気分が落ち込むことがあります。家で過ごす時間が長くなり、他者との交流が少なくなることによって孤独を感じることもあります。
新型コロナウイルスに感染するのではないか、または周りの人が感染しているのではないかといった不安、必要なものが入手できるだろうかといった不安、先が見えないことに対する不安を感じることがあります。
これまで通りの生活が送れなくなり、自由が制限される中で怒りを感じることがあります。
いつもより食べ過ぎる、もしくは食べられなくなる、お酒をいつもより多く飲む、寝つきが悪いまたは眠りが浅い、などの変化が生じることもあります。
このような反応は、ストレス下においては起こりやすく、自然なことです。
ですが、長く続くと疲れてしまいます。自分の心身の健康を保つために、どのようなことができるのかきることについても考えてみましょう。
こんな時だからこそ、しっかり食べ、十分な睡眠をとり、これまでの生活リズムをなるべく保つようにしましょう。また、睡眠リズムが崩れると、気持ちも落ち込みやすくなります。朝起きて、太陽の光を浴びるようにしましょう。
不安だからこそ、いろいろな情報を検索したくなるものです。ですが、情報の中には誤った内容のものが含まれていることもあります。厚生労働省や本学のホームページなどなど、信頼できる情報源を確認してみましょう。また、過度に多くの情報に接するとかえって気持ちが落ち着かなくなることもありますので、他のことにも気を向けてみましょう。
直接人と会うことが難しい場合でも、電話、メール、SNSなどを使い、コンタクトを取ってみましょう。しばらく会っていないあの人に、手紙を書いてみるのもいいかもしれません。人と話したり自分の思いを表現することで、気持ちが軽くなったり、自分の考えが整理されることもあります。
ストレスとの上手な付き合い方を学べるアプリも多数開発されています。
「リラクセーション」、「マインドフルネス」、「呼吸法」、「(セルフ)モニタリング」などのキーワードで検索し、自分に合うものを探してみるのも一つです。
「ストレスに対処する」であげたような対処方法を行ってみた場合でも、気分が落ち着かない状態が続くこともあるかもしれません。「こんなことで相談してもよいのかな?」とは考えず、必要に応じて学生相談室を利用してみてください。
連絡先:011-387-1993(学生相談室 直通)
:011-386-8111(札幌学院大学 代表)
現在、感染防止のため基本的に電話相談になることをご了承ください。
詳細は学生相相談室ホームページをご覧ください。
思うように人と会えないなど、制約のある生活になっていることと思います。ですが、感染予防のためにあなたが行っている行動は、あなた自身を守るだけではなく、多くの人を守ることにつながります。不安なこともあるかもしれませんが、一人で溜め込まず、いろんな人を頼ってくださいね。