【2016年11月24日】 【Collaboration Center】第6回SGU Lunch Time Talk

第6回 SGU Lunch Time Talk

SGU Lunch Time Talkタイトルロゴ
コラボレーションセンター主催のイベントの一つといたしまして、「SGU Lunch Time Talk」を、開催いたします。
SGU Lunch Time Talkとは、札幌学院大学Collaboration Centerのエントランス(C館2階)にて開催する教職員が伝えたいトピックを話す企画です。

ここで扱われるテーマは、教員の研究テーマはもちろんですが、研究から派生したトピックや、教職員が関心を持って取り組んでいること、学生に是非伝えたいこと、など多様なテーマを取り上げます。
「他の学科にどんな研究を行っている先生がいるのか」、「自分の所属する学科をこえて、興味や関心を広げたい」と感じている学生、「札幌学院大学にはどんなことを研究している教員がいるのか」という地域の方々は、是非ご参加ください。

第6回となる今回のテーマは新開 潤一先生 (経済学部 経済学科 講師)による「危機の伝播メカニズム—世界経済のつながりを考える—」です。

イベント詳細

開催日時

2016年11月24日(木曜日) 12時30分 〜13時00分
テーマ:「危機の伝播メカニズム—世界経済のつながりを考える—」
話し手:新開 潤一 (経済学部 経済学科 講師)

2007-08年に発生した米国のサブプライムローン問題は、世界経済に深刻な景気後退をもたらしました(世界金融危機)。日本も例外ではなく、経済成長率が大幅に低下して多くの人が職を失いました。米国の危機は、主に2つの経路を通じて世界全体に波及しています。日本や東アジアには外国への輸出が減少するという貿易経路を通じて、欧州には金融機関のバランスシート悪化により国内信用が収縮するという金融経路を通じて波及しました。
危機波及の背景には、1990年代以降、経済のグローバル化が進展することで、世界経済の結びつきが強くなったことが要因として挙げられます。たとえば、企業は従来のように自国内で製品を製造して輸出するのではなく、海外工場を建設して部品製造や組み立てを行い、そこから世界各国へ輸出しています。さらに国際金融取引の規制が緩和されることで、金融機関は海外銀行への貸し付けや海外金融資産の保有を積極的に推し進めました。その結果、ある国の問題が他国にまで影響するほど各国経済の相互依存が強まりました。
今回のランチトークでは、危機の伝播メカニズムを解説しながら、世界経済がどのようにつながっているのかを語りたいと思います。みなさん、是非ご参加下さい。

開催場所

札幌学院大学 C館2階 Collaboration Center エントランス
(北海道江別市文京台11番地)

エントランス写真

対象者

誰でも参加OK
・本学在学生(留学生含む)
・本学周辺にお住まいのみなさま
・本学教職員

その他


お問い合わせ先
札幌学院大学コラボレーションセンター(担当事務局:学生支援課学生支援係)
  • 住所:〒069-8555 江別市文京台11番地
  • メールアドレス:collaboration@sgu.ac.jp
  • 電話番号:011-386-8111
  • ファックス番号:011-386-8190

最終更新日:2016年11月22日