子どもの権利条約は今年で採択30周年を迎えます。世界の子どもの歴史の一つの画期とも言える年であり、国内外で子どもの権利条約の意義を検証する試みが行われています。
第1部では、子どもの権利条約の提唱国であるポーランドから前ワルシャワ大学教授W.タイス氏をお招きし、J・コルチャックの子どもの権利思想とポーランドの子どもオンブズマン制度について講演いただきます。第2部では、M.シヴィツキ氏が子どもの権利擁護とメディアについて、松倉聡史氏が道内の子どもの権利条例づくりについて報告を行います。通訳はポーランド在住のジャーナリストである松本照男氏が務めます。
本集いを通して、我が国の子どもの権利擁護の現状と課題を検討し、子どもの権利のさらなる実現の方向性について考えたいと思います。ぜひご参加ください。
【第1部】講演会
コルチャックと子どもの権利オンブズマン
-子どもの権利条約30周年によせて─
ポーランド国立ワルシャワ大学(前)教授 W.タイス
【第2部】報告と質疑
(1)ポーランド国立特殊教育大学助教授 M.シヴィツキ
(2)名寄市立大学教授 松倉 聡史