本学では、学生たちがまちづくりなどの活動を実際に行う授業(教養科目「地域貢献B」)を開講しています。授業は地域経営の専門家である河西邦人学長自らが担当。全学部から90名を超える受講生が集まりました。
この授業では、教授の話を一方的に聞くだけでなく、学習によって得られた知識を駆使し、地域課題の解決の糸口を探していくPBL手法(Project/Problem Based Learning)を取り入れています。受講生は授業を通じて分析力、構想力、構想実現力を身に付けていきます。
授業では前半に、地域づくりの概念や基本的考え方、基礎理論を学び、ケーススタディとしてYOSAKOIソーラン祭りなどを例に専門的な学びを深めました。
後半は、本学と連携協定を締結(注)している大和リース株式会社北海道支店と連携し、新札幌の活性化を目的に、同社が運営する商業施設「BiVi新さっぽろ」を舞台に、①飲食テナントの動画プロモーション、②8月23日~25日の夏祭りイベントでのキッチンカーの出店を行いました。
動画プロモーションでは、動画の作成・編集作業のほか、取材先へのアポ取り、動画コンセプトの説明、撮影日程の調整などを通じて一連の動画制作の工程を経験しました。キッチンカーでは各チームが魅力的なメニューの開発、価格設定、調理工程の確認等を行いました。
これらの取組みを通じて、地域づくりとビジネス支援の方法論を理論から実際の適用まで学修しました。
BIVI新さっぽろアクティブガーデンで開かれた夏祭り。
キッチンカーを出店した学生たち(左はお祭りモードの河西学長です)。
キッチンカーの中の様子。準備万端です。
<連携内容>
・BiVi新さっぽろを拠点とした地域社会の発展と地域活性化のための活動への貢献に資すること。
・地域活性化を目的とした開発事業の研究、調査の深化および学生の教育に資すること。
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札幌学院大学社会連携センター