2023年度後期にイギリスのエクセター大学で学び、昨年12月に帰国した2年生の西岡光希さんから、半期海外留学の様子のご報告がありました。
エクセター大学での学修、ホームステイ先と旅行の風景、そして今後に向けての西岡さんの勉学への思いをお聴きしました。
西岡さんは、まず滞在した街の様子を紹介してくださいました。
「この写真は学校が始まるまで1週間あったので、ホストマザーが町を紹介してくれたうちの川沿いの観光地の写真です。笑ってしまうくらい数少ない晴れの日です。」滞在中は晴れの日がずいぶんと少なかったのですね。
「下の写真は私たち留学生が通う建物です。3階建てになっており、一番下には図書館があり、食堂のようなものもある中で、いろんな国の人たちがいるので交流することもできるかなと思います。」
「下の写真は授業の一部です。授業の最後にこのようにSelf-studyという宿題のようなものを一覧にして教えてくれるのでわかりやすくなっています。」
「下の写真は下校中の写真です。ここは大学からも近い場所で大学は丘の上で高台にあるので、晴れていればきれいな景色を見ることができます。」
英語4技能を重視した学習と学外での調査を組み合わせた学び
初めにエクセター大学で行った授業に関しましては、「Reading & Writing」「Listening & Speaking」「Exam Skills」「Engagement and Communicative Language Skills」の4つの授業を受講しました。「Reading & Writing」 では教科書の文章や先生が用意した資料を読み問題に答える形式と、文学的なエッセイの作成の書き方を学びました。「Listening & Speaking」 では教科書にある問題に付随する音声が流れ、それに対する回答を出したり、教科書にある問題に対してどう思うかということを生徒同士で話すというものもありました。また、「Exam Skills」 では留学期間の最後に行われるReading と Listening のテストの対策のために類似の問題を解くなどするものでした。4つ目の「Engagement and Communicative Language Skills」では基本的に学外で行うことが多く、町の図書館に出向き、どのように使うかを学ぶものや、先生から数枚の写真が印刷された資料が配布され、その写真はどこにあり、どのような目的で作られたり、存在しているかを調査するものなどがありました。当たり前ながらすべて英語で行われ、英語を学べるだけではなく、自分が生活した町のことも知ることができる大変有意義な授業でした。
これからの学びで目指すこと
勉学計画に関してのこれからの目標は、自分の専攻である英語英米文学科の授業を受ける中で海外の文化を学び、英語能力の維持とさらに向上を目指せるように取り組むこと。加えて自主的に普段の生活で海外の方と関りを持ち、文化と英語を学び続けることと考えています。さらに、今年は3年生になり、インターンも始まるので、英語とほかの能力、たとえば、経済学や心理学や、就職をしていく中でどのような能力が必要になってくるかということを調べその能力を伸ばすことです。そのようにすることで、英語や海外の文化とその他の知識や能力を掛け合わさり、自分にとっても、これからの生活にとっても、より良いものにすることにできると思います。一方で学ぶことを増やしすぎて嫌気がさしたり、何がしたいのかわからなくならないようにバランスを保ちながら多くの能力を身に着け、すでに身に着けた能力の維持、向上に努めたいと思います。
半期海外留学は「英語を学ぶ」だけでは終わらない
半期海外留学では、小旅行を通じて異文化理解を深めることも大切な経験です。西岡さんは、近くに見どころのあるエクセターの半期海外留学を有意義に過ごされたようです。
大学に近い見どころのある街を訪れた時の写真を2枚紹介してくださいました。
「右の写真は、ブリストルという町に旅行に行った時の写真です。ブリストルという町はエクセターからも近い芸術の街です。そのため、この絵のように壁画が多数あり、バンクシーの生まれ故郷でもあるのでバンクシーの絵も見ることができるかも?とわくわくします。
また、下の写真は、ロンドンに旅行に行った時のものです。行く前に思っていたこととは違ったこともたくさんありましたが、どこに行ってもすべてが新しい経験で楽しかったです。」
- 発行日: 2024.03.27
- 札幌学院大学 人文学部 英語英米文学科
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