半期海外留学生レポート(アメリカ)
現在、英語英米文学科2年生が半期海外留学中です。今回はアメリカ・カリフォルニア大学デーヴィス校に行っている熊谷紗季さんからレポートをいただきましたので掲載します。
私は今、Davisという街にいます。11月の半ばですが、札幌と比べると寒くなく、もちろん雪が降ることはありません。ただ日中と夜間との気温差が激しく、自転車で通学している私たち学生としてはなかなか厳しい寒さです。 私のクラスには日本・中国・サウジアラビア・ブラジル・チリ・リビアから来た学生が共に英語を学んでいます。結婚し子供を育てている学生や、就職したあとにここに来ている学生もおり、国際性だけでなく、それぞれのバックグラウンドも豊かなクラスです。特に私は同じクラスのサウジアラビア人と仲が良く、お昼ご飯を一緒に食べたり、夜遅くまで宿題をするのを助け合ったりしています。
先日、その友達や他の友達とタホ湖へ行ってきました。人生で1度しか雪を見た事がないと言っていた彼らが、道中わずかな雪を発見したとき、車を停めて「写真を撮ろう!」とはしゃいでいたのが印象的でした。タホ湖は言うまでもなく壮大で美しく、その静かな圧倒感に感動させられました。
Davisに来てから実感させられたのは、お互いのことを理解しようとする、前のめりの気持ちが大事だということです。私たちはそれぞれの気持ちを完璧に英語で伝えることができません。しかし相手の考えていること・伝えようとしていることをいかに汲み取ろうと積極的になれるかが、大切なことなのだと感じました。 日本を離れて暮らすようになってから、どれほど自分が母国のことを知らないか再認識させられたのと同時に、日本人としての誇りを持つようになりました。多くの人々にとって深く関わる日本人は私が初めてとなるので、尚更そのことを意識しています。 残りのDavisでの生活をより充実したものにできるよう、全ての機会を逃さず、様々なことに挑戦したいと思っています。
英語英米文学科の半期海外留学制度については
こちらをご覧ください。