2月8日から15日にかけて、2ゼミ合同の海外研修を実施しました。
行先は、アメリカ合衆国ハワイ州のホノルル市。
長引くコロナ禍を経て、念願だった海外渡航がついに実現しました。

旅費や滞在費の高騰、大幅な円安の影響により、1週間という短い期間となってしまいましたが、学生たちはその中に学びの機会を思い切り詰め込んだ計画を立てました。
市街地での研究調査に加え、パールハーバーでは戦争の歴史を学び、地元のチャータースクール（ULS）では、中高生に向けた英語によるプレゼンテーションも体験しました。また、ハワイ大学マノア校の日本文化クラブ（JCC）では、ハワイ大学の学生との異文化交流を通じて、多くの友人を作ることもできました。そのほか、ハワイ大学卒業生のコンドミニアムに招待していただいてBBQパーティーを開いたり、市内の美術館や博物館を訪れたり、オアフ島の中を旅したり、参加者それぞれにとって「大学生活の中で最も濃い1週間」を過ごすことができました。

今回の研修を通じて、私たちは様々な場面で現地の人々のホスピタリティー精神に触れることができました。自宅に招いてくださった方、渡航前からお世話をしてくださったハワイ在住の本学卒業生の方、突然のインタビュー調査に快く応じてくださった街の方々、学生たちに発表の機会をくださったハワイ大学・ULSの方々に、一同感謝の気持ちでいっぱいです。同時に今回新たにできたハワイの友人たちが、将来北海道に来た時に、どのようにおもてなしをするかを既に考え始めているところです。

 学生15名、教員2名のグループでしたが、過密スケジュールにもかかわらず、全員病気や怪我もなく元気に過ごすことができ、お互いの親睦も深めることができました。4年生のメンバーは、今年の3月で卒業ですが、英語英米文学科の先輩として、今後も後輩学生たちとの交流を深めてくれるものと期待しています。

 現在、私たちは、今回の研修旅行の報告書を執筆しています。
完成したら、オープンキャンパスなどでご紹介したいと思いますので、そちらもぜひご覧ください！