〈お知らせ〉【国際交流】ゼミナールによる海外研修報告会を開催しました

【国際交流】ゼミナールによる海外研修報告会を開催しました

 新型コロナウイルスによる規制緩和により対面での活動も通常となり、本学でも海外への研修や協定大学からの学生受け入れが再開されました。
 
 去る2023年12月7日(木)、海外研修を行った2ゼミナールによる海外研修報告会がコラボレーションセンターエントランスホール(江別キャンパスC館2階)で開催されました。
 奥田先生が担当する専門ゼミナールBは、11月上旬5泊6日の日程で香港を訪れ、地元住民の文化と生活についてのフィールドワークを行いました。また、参加した学生の中に香港出身の外国人留学生もいたことから、現地の状況をより詳細に体感しながら、コミュニケーションを図ることができ、現地の人と同じものを食すことで食文化にも触れることができたようです。当日発表した学生の一人は、昨年度フランスでのゼミナール研修時に現地の言葉で話すことがほとんどできなかったため、香港でのゼミナール研修では広東語を学習しながらコミュニケーションを積極的に取ったとのことです。

 コホ先生が担当する専門ゼミナールCでは、約10日間の日程でタイを訪れました。
 タイのチェンライ・ラジャバット大学を訪ね、本学の学生が異文化コミュニケーションに携わりながら、共同研究プロジェクトを体験するというのが主な目的です。日本もタイもアジア地域であり、似た部分もある一方で、実際の文化や言語は全く異なります。研修で共感や理解を生み出し、異文化コミュニケーション能力を育むことが、今回のテーマだったようです。また、タイの少数民族との交流により、更に新鮮な驚きや畏敬の念を感じたようです。 
 タイには豊かな自然も残る一方、日本の有名企業も数多く進出しており、発展を続ける国と自然の融合は興味深いものだったようです。今年度アジアを巡る一人旅をした参加学生が、「グループで一つの国を調べることは、一人旅とは全く違う面白さがあり、ゼミ研修の大きな意義を感じた」と感想を述べていました。
 
 香港とタイは、それぞれ独自の文化を持ち、多くの魅力に溢れています。ここ数年はコロナウイルスの影響により、海外の情報はほとんどメディアを通じて得ることしかできませんでしたが、ゼミナール海外研修が再開し、次年度以降もゼミナール海外研修を通して異なる文化や価値観に触れ、理解する契機となることを期待します。
  • 奥田先生ゼミ報告会

    奥田先生ゼミ-香港調査実習報告

  • 奥田先生ゼミ報告会

    香港地元住民の文化と生活の調査報告

  • コホ先生ゼミ報告会

    コホ先生ゼミ報告会

  • コホ先生ゼミ報告会

    タイの大学との共同研究プロジェクトの報告

  • 奥田先生、コホ先生ゼミ合同報告会

    合同報告会に参加した奥田ゼミとコホゼミ

  • 発行日: 2024年02月16日
  • 札幌学院大学国際交流センター(国際交流課)
    • 住所:〒069-8555 北海道江別市文京台11番地
    • メールアドレス:iec-sgu@sgu.ac.jp
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