コホ先生が担当する専門ゼミナールCでは、約10日間の日程でタイを訪れました。
タイのチェンライ・ラジャバット大学を訪ね、本学の学生が異文化コミュニケーションに携わりながら、共同研究プロジェクトを体験するというのが主な目的です。日本もタイもアジア地域であり、似た部分もある一方で、実際の文化や言語は全く異なります。研修で共感や理解を生み出し、異文化コミュニケーション能力を育むことが、今回のテーマだったようです。また、タイの少数民族との交流により、更に新鮮な驚きや畏敬の念を感じたようです。
タイには豊かな自然も残る一方、日本の有名企業も数多く進出しており、発展を続ける国と自然の融合は興味深いものだったようです。今年度アジアを巡る一人旅をした参加学生が、「グループで一つの国を調べることは、一人旅とは全く違う面白さがあり、ゼミ研修の大きな意義を感じた」と感想を述べていました。
香港とタイは、それぞれ独自の文化を持ち、多くの魅力に溢れています。ここ数年はコロナウイルスの影響により、海外の情報はほとんどメディアを通じて得ることしかできませんでしたが、ゼミナール海外研修が再開し、次年度以降もゼミナール海外研修を通して異なる文化や価値観に触れ、理解する契機となることを期待します。