10月8日、札幌看護医療専門学校のご協力により学生を対象とした「心肺蘇生法講習会」を開催しました。同校教務部長の山田憲幸先生のご指導のもと、心肺停止傷病者への心臓マッサージやAEDの使用方法等について学びました。
参加したのは「防災サークル」の5名。災害時の心のケアを学ぶ心理学部生や救急救命士を目指す学生らが所属しています。心理学部の菊池浩光先生が顧問を務め、予測不能の災害に備え、防災と減災の知識を学びながら、地域での防災訓練・防災イベントへの参加・協力を行っています。
10月26日は厚別消防署主催の「複数負傷者対応訓練」に協力。大型バスと乗用車の正面衝突による事故を想定した訓練で、防災サークルの学生たちが車内に閉じ込められる負傷者役として参加し、通報から救助までの流れやトリアージの現場を目の当たりにしました。
訓練後には、署員の方から三角巾を用いた「止血講習」のレクチャーがありました。学生からは、「負傷者へ安心感を与えるうえで救助者の声掛けが重要となることを学んだ」「止血の手順だけでなくその効果を理解できた」等の感想が聞かれました。
最近は各地で人命を守ることを目的に、防災訓練やイベントが開かれることも多く、社会連携センターは「防災サークル」の活動を応援しています。