本学社会連携センター主催の「第3回学生ビジネスプランコンテスト」を2月25日、新札幌キャンパスで開催しました。本学と連携校から8チームが出場、社会や地域の課題解決、ビジネスアイデアを競い合いました。
最優秀賞に選ばれたのは札幌看護医療専門学校・臨床工学技士学科チーム。大きな社会問題となっているヤングケアラーを救済するために、アプリを使ったコミュニティづくりやイベント事業、配食サービス事業などの展開を提案しました。審査員からは「ビジネスとして扱いにくい分野の事業化を試みた姿勢を高く評価したい。ぜひ社会システムとして確立してほしい」との講評がありました。加藤海音さん(同校1年)は「コンテストの受賞をバネにこの事業を厚別区に広げていきたい」と力を込めました。
優秀賞は本学会計ファイナンス学科3年谷口優馬さん、苫小牧工業高等専門学校・チームZoppiがそれぞれ受賞。大学でのカフェ経営を提案した谷口さんは「カフェを通じて地域の方々との交流機会を促進したい」と抱負を語りました。
本コンテストをきっかけに、学生たちの起業に対する興味・関心が高まり、将来の起業化に向けた行動へとつながることを期待します。
<最優秀賞> 賞金5万円
札幌看護医療専門学校・臨床工学技士学科チーム
「ヤングケアラーに対するコミュニティサービス「Happiness」」
<優秀賞> 賞金3万円
札幌学院大学 谷口優馬(会計3年)「サツガクCafe」
苫小牧工業高等専門学校 チーム・Zoppi
「次世代型の中小規模飲食店向けのお客様用注文アプリと食材発注支援システム」
<奨励賞> 賞金1万円
札幌学院大学 若佐陸王(経済3年)「CoCoyou」
札幌学院大学 小内ゼミーず☆ 「ぽかぽか公民館」
札幌学院大学 岩城梨貢(経営3年)「会員制体育館設立」
北海道情報大学 むっちりポテト 「ご近所クエスト」
<学長特別賞> 賞金1万円
北海道情報大学 経営情報学部・先端経営学科3年チーム 「ととのいクラブ2.0」