7月4日（火）4講時の人間科学科専門科目「特別支援教育各論I（コーディネーター論）」（田中敦士教員）に、劇団四季の経営スタッフ2名の方がお越しになりました。

特別支援教育や障害児の療育等では、芸術活動を多く取り入れて感性に働きかける実践が行われますが、これに関連する話題として、劇団四季の社会貢献活動についてお話を伺いました。

具体的には、日本全国の子供たちを劇団四季の公演に招待し、演劇の感動を届ける「こころの劇場」、障がいのある方々を招待して心置きなく演劇を鑑賞してもらう「クリスマスチャリティー公演」の紹介がありました。劇団四季の総公演数・総観客数の約1/6はこれら社会貢献活動によるものが占めるそうです。

また、劇団四季の俳優が全国の小学校を訪問し、俳優たちが実践している「母音法」というメソッドを用いた「美しい日本語の話し方教室」の取り組みも紹介されました。

履修学生にとっては、社会貢献活動の意義を学ぶ貴重な機会になったのではないでしょうか。