人間科学科
Department of Human Sciences
【人間科学科】社会福祉実習にむけて模擬面接を行いました
ソーシャルワーク専攻では、3年生の35名が社会福祉実習にむけての事前学習を進めています。実習先(高齢者福祉施設・障がい児・者施設・児童福祉施設・医療機関)ごとに、制度や機関、対象者理解のための知識を積み重ねるほか、実際に利用者の方とのコミュニケーションも予定されているため、基本的な面接技術の練習も行っています。
5月末には、模擬事例を自分たちで作成し、その事例に対して初回面接を意識した面接場面をロールプレイで体験しました。写真はその時の様子です。準備を丁寧に行ったとはいえ、緊張しながらの面接体験となりました。
面接はひとり約20分、自己紹介からはじまり、なにげない導入の日常会話、そして利用者の方の相談内容を意識した面接展開(情報収集と支援の方向性を見出す)です。終わったあとはさすがにほっとした笑顔と「むつかしい~!(むずかしい~!)※」という声が聞こえてきました。
このあと、録音した音声を記録にして、内容面や技術面を振り返り、実習にむけた課題を明らかにしていく予定です。6月下旬にはいよいよ実習がはじまります。
※【豆知識】 「むつかしい」は関西的、「むずかしい」は関東的と言われているようです。
<参考>文化庁ホームページ(https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/05/tosin04/index.html)より