人間科学科

Department of Human Sciences

【人間科学科】新任の先生方をお迎えしました!

2024.04.30

お知らせ
人間科学科では、4月から新しく3名の先生方をお迎えしました。
そこで、それぞれの先生方に自己紹介をお願いしました。あいうえお順でご覧ください!
 

<池田考司先生(担当科目:社会科教育法など)>

池田考司先生
 中学校社会、高校公民・地歴の教員免許取得を目指す学生の指導・支援を担当する池田考司です。今まで、道立高校、北海道教育大学で教員をしてきました。
 新型コロナウィルスのような感染症による甚大な被害、温暖化等気候変動による地球の持続危機、多発する地震津波などの自然災害、北海道東北で顕著な過疎化・高齢化による地域持続の困難化。全てが社会科・公民科・地理歴史科の学習・教育の対象です。これらの課題に対する国の対応はそれぞれで、正直、日本政府の対応や世論がベストだとは言えないのが現実です。自ら主体的に考え行動する市民(国民)が増えていかなければ、この国と地球に未来はありません。社会科・公民科・地理歴史科教育の役割は重大です。そう考え、教師になっていく若者を応援しています。
 

<井上明浩先生(担当科目:知的障害教育など)>

井上明浩先生
 これまでに授業に携わった公立小・中・高等学校、保育専門学校、看護学校、国立大学、私立大学で教師一筋40年、教職を天職だと思っています。なかでも最も長く携わり、今でもライフワークとして取り組んでいるのが、パラスポーツの分野です。様々なパラアスリートの出会いから、多くのことを学び、ともに共汗、共歓、共感してきたことを幸せに感じています。
 特別支援教育関連科目の授業の中で、人間の本質的で純粋な在り方やその人らしさ、自分らしさを認め合う共生社会の一員として皆さんと語らうことを楽しみにしています。

<工藤 遥先生(担当科目:家族社会学など)>

工藤 遥先生
 今年度から人間科学科で「家族社会学」や「ジェンダーの社会学」などの社会学系科目を担当します、工藤遥です。
 社会学は、人々が生活を営む「社会」で起こる様々な現象を「調査」と「理論」により解明し、社会的な課題の解決方法を構想する学問です。例えば私の研究対象は、日本の「家族」、「子育て」、「子育て支援」ですが、子育て中の人にインタビューや質問紙による調査を行ったり、子育て支援の現場で聞き取りや観察調査をしてデータを集め、それを社会学の理論と概念を手掛かりに分析しながら、子育ての諸課題と子育て支援の改善方策などについて研究しています。
 社会学の「眼鏡」をかけると、社会で起こっていることと自分自身の経験が繋がってみえてきたり、普段の生活で何気なくしていることがそれまでとは違った意味を持つもののようにみえてきたりするはずです。大学で社会学を学んで、ぜひ体験してみてください。
 
  • 発行日: 2024.04.30