専門ゼミナールAとBは、人間科学科の3年生が全員履修することになっている、演習形式の授業です。本を読んだり、調べたり、まとめたり、発表したり、議論したりすることを通じて、専門的な学習を深めるのが目的です。 先月に引き続き、心理・教育領域の教員によって開講されている専門ゼミナールから2つをご紹介します。
今年から始まったパワフルゼミ! 田中敦士ゼミ
記念すべきゼミ第一期生は10名で、バスケットボールとパチンコにはまっている人が多く、ちょっと遊び人?が優勢です。卒論のテーマも「車いすバスケ」や「ギャンブル依存症」で研究を進める人もいれば、「特別支援教育」、「障害者雇用」、「スマホ依存」、「LGBT」など多岐にわたっています。
5月には花見も兼ねてキャンパス内で視覚障害者の疑似体験をしました。白内障や視野欠損、強度近視など様々なレンズをつけて散策し、普段何気なく見えている景色がどのように変わるのか、歩くのがどのくらい難しいことなのか実感できたようです。
11月には新札幌駅前のエミシアホテル最上階のレストランでゼミ食事会を開催しました。非日常のグルメな食事を食べ放題で満喫しました。
ゼミ旅行の候補は韓国、沖縄、大阪、東京などで半年もめていて、なかなかまとまらずちゃんと行けるのか心配する最近です。
漢達の議論は今日もアツい! 舛田弘子ゼミ
舛田ゼミメンバーは、5人が全員男子学生です。それで「無音」のゼミかと思ったら大間違い。毎回その時々のテーマに応じて、熱い議論が繰り広げられます。 この日は、大学における新しい学びをテーマに、アクティブ・ラーニングを取り入れた授業の研究論文と、eラーニングを取り入れた授業の研究論文、2つを題材に、発表と議論が行われました。
学生の中にもそれぞれ個性に応じて役割分担があるようです。じっくり考えて発言する学生がいるかと思えば、上手な実例を出してみんなの理解を深める学生がいます。話題がテーマから脱線しないように気を配る学生もいますし、発言する際に他の学生への配慮を忘れない学生もいます。明るいムードの中、大学生らしく、主体的な学びに取り組んでいるゼミです。