「札幌学院大学教師教育研究協議会」が行われました
2017年12月16日の午後、本年度の社会福祉実習報告会と卒業生交流会を合同開催しました。
参加者は、今年度の実習生22名、次年度実習予定の学生、福祉領域で働く卒業生(OB・OG)9名、実習指導者2名、実習関連の担当教員など、総勢約60数名でした。
発表は、領域ごとの実習概要と、3つのテーマごとの発表を行いました。テーマは、①利用者の主訴をどのようにつかんでいたのか、②さまざまな制約のなかで利用者本位をどう実現していたのか、③実習施設において社会福祉士は何のために存在していたのかなど、大きなテーマ設定でしたが、実習生の体験をもとにこれらのテーマにいどみました。
開催にこぎつけるまでのリハーサルでは、教員からいくつものコメントや注文があり、当日までの準備は大変だったと思いますが、当日は、それらの修正や議論を経て自分たちの今の結論にたどり着いたと思います。
発表のあと、卒業生からの実践報告2名、北海道医療大学の向谷地生良先生の総評がありました。卒業生からは、自分の実践経験から学生に対してのエールやアドバイスがあり、また向谷地先生からは「どんどんいきづまってほしい」と、当事者研究の理念に即した笑顔のアドバイスがありました。
また、最後に卒業生と実習指導者の方全員からもコメントを頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。
実習報告会の実行委員は、4週間にわたりしっかり皆をリードしていました。