いつもは誰かが弾くピアノが鳴り響いているG館1階のホワイエに、4年生ゼミの成果を掲示しています。
前期末に各専攻で開催した専門ゼミナールCの学修成果発表会で、優れた発表に贈られるグッド・プレゼンテーション賞(GP賞)に選ばれた11件の研究成果。そのうち4件は、グループでの研究をまとめたものです。地域文化専攻の成果発表会はポスター発表の形式をとっていなかったので、お二人の受賞者は今回のために新しく掲示物を作ってくれました。
自分で設定した課題に時間をかけて向き合い、他のゼミ生たちや教員と議論を重ねてたどりついた成果です。アンケートやインタビュー、文献調査など、その課題に応じた研究方法を、研究実践をとおして身につけてきたことも大事な学修成果だと感じられます。たぶんこういうことなのだろう、という当初の予想どおりには進まず、他のゼミ生や教員との議論のなかで考えを深めていった過程が見えると、ゼミという場で学ぶことの魅力や意義を改めて考えさせられます。
ソーシャルワーク、心理・教育、地域文化という専攻の名前だけ聞いても、具体的にはどんなことを学ぶのかよく分からない、という人には、特に見てほしいと思います。