経営学科2年 後藤英之ゼミナールでは、ゼミナール活動の一環として、2023年8月19日(土)~20日(日)にコープさっぽろSocia店(札幌市南区)において、小樽商科大学 商学科 プラートカロラスゼミナールと合同で泊村産ブランドホタテのテストマーケティングを実施しました。
今回のテストマーケティングは、泊村地域産品ブランド化プロジェクトの一環で、構成員は両ゼミに加え、泊村、古宇郡漁業協同組合(ホタテ部会)、地域レジリエンス(株)、さらにオブザーバーとして北海道経済産業局、生活協同組合コープさっぽろが加わる、「産学官連携プロジェクト」です。
テストマーケティングの目的は、泊村産ブランドホタテ「カブトホタテ」の国内流通に向けた市場調査を行い、札幌市圏の消費者ニーズを把握し、今後のブランド戦略に活かすことにあります。テストマーケティングに先立ち、両ゼミでは、7月に泊村で行った合同フィールドワークにおいて、販売価格と売上・利益計画の策定、チラシやPOPの作成を行いました。
当日は、チラシ配布、試食、販売、アンケート調査の担当に分かれて活動を行いました。テストマーケティングでは、二日間で合計300キロのホタテを用意しましたが、全て売り切り、売上計画を達成しました。圧倒的な鮮度(当日、泊村より配送)を重視したブランドホタテのため、比較的高価格の設定でしたが、飛ぶように売れ、札幌市圏での活ホタテのニーズの高さを実感しました。
消費者アンケートでは、
「試食したら、とっても美味しかった。弾力もあり甘味もあって、又機会があれば販売会をしてほしい」
「いつもの生ホタテより鮮度が抜群に良かった」
といったコメントが多くみられました。
参加した学生からは、
「実際にお客様と接することで泊村のホタテのおいしさや食感などが素晴らしいことを再確認出来た」
「座学で学んできた内容を実践できたのが楽しかった」
といった声が聞かれました。
今後は、後期のゼミナールでテストマーケティングの実施結果の分析、ブランド化に向けた戦略の策定を行い、来年1月に泊村で報告会を開催する予定です。
今後のプロジェクトの活動についても、札幌学院大学 後藤ゼミナールのFacebookページで発信していく予定です。
- 発行日: 2023.08.24
- 札幌学院大学 教育支援課 経営学科係
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