2023年12月22日（金）の4講時、新札幌キャンパス302教室にて、実践科目（フィールド実践）報告会を実施しました。今年度は5つのグループの報告を無事、行うことができました。ここ数年はコロナ禍により、予定していた現地での調査を行えなかった年度もありましたが、今年度は全てのグループが現地調査を行い、それぞれのグループは創意工夫を凝らしながら調査研究の成果を報告しました。

■5つのグループはそれぞれの報告時間を使いながら、1年間の取り組みについて丁寧にプレゼンテーションしました。

京都市で「京都に学ぶ地域活性化のためのマーケティング戦略」をテーマに、現地調査を行いました。少人数グループに分かれて、それぞれのテーマについて調査結果を報告しました。

　『IKEAのマーケティング戦略について』
　『ローソンのSNSマーケティング戦略が消費者に与える影響』
　『コンビニエンスストアにおける加盟店と本部の関係性』
　『「オーバーツーリズム」における観光客の課題と改善』
　『スターバックスコーヒージャパンのマーケティング戦略と今後の動向』
　『ドン・キホーテの店舗における集客方法』
　『現在の観光地での消費行動の分析と販売手法の提案について』
　『飲食店での行動観察』
　『星野リゾートのマーケティング戦略』
　『陳列方法やPOPなどの演出方法の研究』
　『「市場」の観光への活路開拓と空き店舗の活用法について』
　『バスケットボールにおけるマーケティング戦略』
　『コンビニ業界におけるプライベートブランド戦略の理論と検証』
　『住みやすい街が持つ共通点』
　『POP広告の比較研究とPOP広告がもたらす消費者への影響』
　『本屋の生き残りマーケティング』
　『老舗喫茶店の今後と課題』
　『リノベーションを通してみる現代マーケティング』
　『経営学的視点に基づいたリーフレット作成』

ニセコ地域で観光客動向調査を行い、コロナ禍を経たニセコ観光圏における観光の実態を明らかにすることを目的に、調査しました。

『ニセコ地域における観光調査報告』

韓国で「持続可能な開発目標の日韓比較」についての現地調査を3グループ別れて、以下のテーマについて調査研究、発表を行いました。

『韓国化粧品のマーケティング戦略について』
『日韓のキャッシュレスの差』
『韓国飲食店の流行要因に関する研究報告書』
 

東京都で商店街のヒアリングや視察といった調査を行い、その結果について報告しました。

　『持続可能性ある商店街と小売・飲食店の特徴』
 

余市町のエコビレッジに参加し、自給自足の取り組みを経験した上で本学の環境対策について報告書を作成しました。

『札幌学院大学環境報告書』
 

■参加した学生は真剣に他グループの発表を聞き、質疑応答の時間には多数の質問が飛び交いました。
また、5つのグループの報告の後、教員からのコメントがありました。コロナ禍においての調査活動へのねぎらいの言葉とともに、「今後も研究に継続して取り組み、この経験を就職活動などに活かしていきましょう」というコメントが多く語られ、報告会は終了しました。