自己分析・自己表現の力をつけるのが大事
教職特別演習の講義の中で、民間企業への採用内定を得た4年生が、自分の体験したことを後輩の3年生に話してくれました。
お話の内容を紹介します。
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接客を通して人を理解し、その人のお役にたてることができたときの満足感がとてもうれしいと感じていました。考えた末に、札幌の中心部のデパートの洋服販売の大手の会社を受験しました。受験にあたって心がけたことは、受験先の面接で「自分をみてもらうためにどうしたらいいのだろう」ということでした。
そのために実践したことは、
1)「自己分析力」を自分でつけること。ノートに自分のよいところや好きなところをメモしたり、自分が気づいた一生懸命生きるために大切だと思うこと。そして、これからの自分の夢を書きました。また、自分がなおさなければならない課題にも気付きました。
2)相手の心に届く「自己表現力」を工夫すること。自分の心の中にある熱意を他の人はどうであれ自分らしく堂々と述べようと考えました。それはマニュアル的なかっこいい言葉ではなく、自分の心の中からわいてくる本当の意味のある言葉を使おうと心に決めていました。
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その努力が実り、見事、この学生さんは多くの受験者の中から選ばれ、採用の通知を手にすることができました。受験で見られる自分に対して、自分自身による「自己分析力」をつけることが大切だと訴えてくれ、3年生は真剣に聴いていました。
(by Watanabe)