札幌学院大学を含む札幌圏の大学と札幌市教育委員会と協定して市内の小中学校での学生ボランティアを派遣する制度があります。毎年、本学の学生がこの制度を利用して学校での授業サポートなどをしています。年度の半ばに中間報告会を行い、学校現場でボランティアをする上での工夫や苦労について話し合ったり、教員を交えて考えたりしました。
2012年度も終盤の2月4日(月)に、一年間の学生ボランティア活動についての報告会を開催しました。
この会に先立って各学生が書いた報告書を一冊にまとめました。この冊子には、担当したクラスの雰囲気や生徒の様子、そこで行った授業サポートの内容、さらには、大きな学びとなった子どもたちとのエピソードなど、次年度から学生ボランティアをする1、2年生にとってとても参考になることがつまっています。
発表会は、学生ボランティア支援委員の藤野先生が進行役となって、なごやかな雰囲気ですすみました。
2〜3年生の報告に教員や1年生が質問をするなどのやりとりで、先輩は自分の体験や学びを整理し、後輩はこれから臨む学生ボランティア活動への心構えをしているようでした。やりとりの中で、学校現場での具体的なエピソードを語る皆さんの表情は、とても生き生きとしていました。このことからも、充実したボランティア活動をした一年であったことが伝わりました。
一年間、ご苦労様でした。
(by 学生ボランティア支援教員)