経済学科
Department of Economics
【経済学科】K-salon 経済学科の個性豊かな教員たち~南川研究室
学部長が巡る研究室の旅
経済経営学部学部長の片山です。
大学では、教員は「研究室」と呼ばれる個室で、研究活動や授業の準備、学生の相談対応などの仕事をしています。
経済学科の研究室は18室。さて、どんな人がどんな仕事をしているのでしょう。
しばらくコロナウィルス感染予防のために中断していた研究室訪問ですが、少しずつ再開しようと思います。
さぁ、研究室のドアを開いて聞いてみましょう。
NO.8 南川 高範研究室
片山:南川先生、こんにちは。少しずつですが、クラブ活動が活発化してきましたね。
南川:ええ、もちろんコロナの感染対策を万全にしながらですが、各クラブ、頑張っています!学生活動を支援している私としては嬉しい限りです。
大学内に活気 各クラブが活躍
片山:本学には、指定スポーツ入試制度もあるから、優秀な選手たちが多いのでしょ、期待できますね。
南川:はい。先日はソフトテニス部が北海道春季大学対抗リーグ戦・北海道春季学生選手権でそれぞれ30回目の優勝を果たし、全日本大学王座決定戦へ出場予定です。選手権のペアで、経済の学生が優勝したんですよ。全国大学駅伝常連校の陸上競技部では、個人種目で何人もの選手が日本学生陸上競技対校選手権大会(全国大会)への出場が決まっています。自己ベスト記録を出した選手も多かったとか。これからも続々と学生たちの活躍の様子が報告されると思いますよ。
片山:それは楽しみですね。
南川:大学内に活気が出てきましたよね。これまで、感染症対策のため電子媒体を通じた学生生活を余儀なくされていた学生が、人と人のつながりで学生生活を充実させていく本来の姿が戻ってきているように感じます。
経済経営の学びを活かせるサークルも
片山:今年、町おこしのサークルを立ち上げた経済の学生から聞いたのですが、入部希望者は3~4年生も多かったそうです。やっと大学生らしい活動ができるようになってきたのは嬉しいことですね。
南川:町おこしのサークル!面白そうですね。せっかく新札幌へキャンパスが移転したので、経済学科の「地域経済」の学びをベースに、新札幌周辺の町おこしなどにもチャレンジしてもらいたいですよね。
先日学生から「フェアトレードコーヒーの配布イベントをしています。ご利用ください」というメールが届いたのですが、※フェアトレードの活動をしているのは、先進的だなと思います。
片山:経済経営の学びが活かされますね。
※札幌学院大学は、日本で2番目のフェアトレード大学として認定され、国際フェアトレード認証スィーツ「さっぽろゆめ結晶」の開発・販売を行っています。
応援したくなる経済学科生の様々な活動
南川:経済学科には様々な活動に参加している学生が多いんですよ。公式クラブではないのですが、空手で全国優勝を果たした学生や、自身のボランティア活動をビジネス化できないかと検討し、2月に本学で開催された「
ビジネスプランコンテスト」で優秀賞や奨励賞を受賞した学生も。夜遅くまで英検、FPなどの資格取得の勉強に励む学生やボランティア活動を掛け持ちしている学生などの姿を見ると、思わず「がんばってね」と声を掛けてしまいます。
片山:ちなみに、南川先生の学生時代はクラブ活動に参加していたのですか?
南川:大学時代、バリバリの体育会系の弓道部に在籍していた時期がありまして、自分の経験から全国大会出場に向けてどれだけの熱意をかけているか想像できるので、昨年度全国大会に出場した本学の弓道部は個人的に応援してしまいますね。
南川流 クラブ活動支援とは
片山:スポーツを経験されている南川先生なら、勉強とクラブ活動の両立の難しさを理解できますね。
南川:部活動を頑張っているから、講義で寝ていても起こさないであげる... というわけには、もちろんいきませんが、クラブ活動に真剣に取り組めるよう、支援していきたいと思います。ただ、その方法は、具体的に出席をどうするとか、欠席中の授業資料を渡す、あるいは質問に答えるということではなく、部活動で公欠届が出たときに、一言、「わかった、欠席した授業については心配するな、頑張ってこい」というスタンスで接することなのかなと思います。
片山:貴重な大学4年間、さまざまな活動を経験して欲しいですね!札幌学院大学では
新しいことを始める環境が整っていますから。
- 発行日: 2022.06.09
- 経済経営学部経済学科