2021年度卒業生の主な就職先業種は，次のような結果になっています。

卸売業14人，小売業14人，建設業14人，公務員9人，情報通信業8人，運輸業8人，金融・保険業4人，不動産業4人，生活関連サービス業7人，医療業2人，社会福祉業3人，技術サービス業5人などです。これらの構成比が下の円グラフです。

住友金属鉱山（上場企業），日本IBM, 富士ソフト（上場企業），SOC(株)，JCOM(株)，JR北海道2人，（株）竹山，ツルハ，コープ札幌，イオン北海道（上場企業）2人，ヨドバシカメラ，(株) ジンズ（上場企業），(株)ゼンショーホールディングス（上場企業），北日本銀行（上場企業），釧路信金，苫小牧信金，北央信組，北一食品，JA北海道厚生連，砂川市立病院など

 2021年度卒業生122人の中で，就職先として公務員を希望者した者は13人，うち公務員試験に合格して就職した者は9人（合格率69.2％）。内訳としては，北海道庁（一般行政職）2人，北海道庁（教育行政）1人，・北見市（一般事務）1人，三笠市（一般事務）1人，佐呂間町（一般事務）1人，当別町（一般事務）1人，北海道警察（警察）2人，警視庁（警察）1人，釧路市北部（消防）1人。

さまざまな就職サポートを行っている経済学科。
就職に強い学生の育成を目的として、2014年度からキャリア・アップ・プログラム（CUP）コースを設けています。これらの卒業生は2017年度から社会人に！

その教育の成果が、就職データにどう現れたのか、その一端を下の表で確認しましょう。

この表は、CUPコースの教育プログラムに最も関連の深い、「情報通信業」、「金融・保険業」、「公務員」の3業種に、どれだけの学生が就職したのか、その割合について、CUP導入以前の3年間（2012-14年度）と、導入後の5年間（2017-21年度）を比較したものです。

一見して、変化がよくわかりますね。公務員（自衛隊を除く）は、6.4％から8.2％、金融・保険業は5.2％から6.0％、情報通信業では4.5％から8.7％に約2倍となりました。その結果、これら3業種に就職する卒業生の比率は、現在4人に1人弱となりました。
CUP教育の成果が着実に前進していると言えるでしょう。