地域コースでは『まちづくり』も学びます
経済学科では、地域、国際、CUP(キャリア・アップ・プログラム)の3コースで、興味に応じてより専門的な学びを進めます。
地域コースでは、各地の『まちづくり』について勉強するゼミナールがあります。
平澤亨輔ゼミナールの今年のテーマは、ニセコ町のまちづくり。ゼミナール活動の一環として11月5日(木)にニセコ町を訪問しました。
交流施設「あそぶっく」の運営について知る
まずニセコ町役場の前にある学習交流施設「あそぶっく」にお邪魔し、事務局長の小坂さんから「あそぶっく」の設立の経緯や活動内容についてお話を伺いました。「あそぶっく」はNPO法人「あそぶっくの会」が運営する組織で図書館と市民の交流を兼ね備えた施設です。運営の苦労や今後の方向性について伺いました。学生からは図書館の運営などについての質問が出ました。
つづいてニセコ町の代表的な観光施設の一つである高橋ミルク工房を訪ね、昼食をとるとともに、施設内を見学しました。飲むヨーグルトやバームクーヘンなどのお菓子が並んでいましたが、ソフトクリームの評判が良かったです。
ニセコ町の移住者増の影響は?
その後、ニセコ駅近くのいくつかの古い倉庫が集まった中央倉庫群に移動し、ニセコ町の職員の方から観光や農業に関するお話を伺いました。人口や観光客が増えていること、移住者が増えていること、本社を移転する企業があること、職員に外国人の方がいて、観光の振興などで力を発揮していることなどのお話しを伺いました。
学生からは移住者がどのような職業に就いているのか、外国人が増えて、文化的な摩擦はないのかなどの質問がありました。
地域の重要な拠点 ニセコビュープラザ
最後に、ニセコの道の駅であるニセコビュープラザを訪れました。ここでは、農家の直売所と地域の特産品を集めた土産物店があり、この地域の重要な施設となっています。
コロナウィルスの影響で今回は宿泊が難しく、短時間の訪問でしたが、ニセコ町のまちづくりの一端を知ることができたと思います。