プロゼミナールで身近な遺産を考える-北海道百年記念塔へ
7月2日(火)のプロゼミナール※の時間に、浅川・湯川・森ゼミ合同で、北海道百年記念塔と北海道博物館を訪れました。
事前に下見をしてくれた授業をサポートする先輩SA(スチューデントアシスタント)からの
「大学から徒歩15分ほど舗装されていない道を歩きますが...」
との報告から、スニーカー・長そでなどの準備をしていたとはいえ、学生にも教員にも想像以上の険しい道...息が上がります。
※プロゼミナールとは
ゼミナールは2年生以降所属する、卒業論文を書くための少人数授業ですが、プロゼミナールは1年生に疑似体験をする場です。
20人ほどの1年生が、クラスに分かれて所属しています。
北海道百年記念塔 解体の理由は?
最後の急な階段を上がると、一面の緑の景色のなかに記念塔が目の前にそびえたっています。
北海道百年記念塔は長きにわたり札幌を見渡すシンボルでしたが、解体されることが決まっています。
なぜ解体になるのか、また公共施設の維持・管理はどのようにあるべきか、経済学は何を検証できるのか、現場を確認します。
事前に目を通した関連資料が、より現実味を帯びてきます。
北海道の歴史に触れる
続いて訪れたのは、北海道博物館。北海道の歴史について学びます。
「トンコリ(アイヌに伝わる伝統的な弦楽器)は中学時代に触れたことがあったので、懐かしく感じました」
「展示が時代順に並んでいて、北海道の歴史を追体験できて面白かった」
などの感想がありました。
大学周辺には、歴史遺産や歴史認識をさらに深める施設が多くあります。近すぎて知らない・見えていないことがあることが今回の学外活動で実感できたようです。
今後も経済学部では、様々な取り組みを紹介していきます。