経済学科

【経済学部講演会】飯田和人氏を招いて経済学部講演会を開催

2010.11.02

お知らせ
【経済学部講演会】飯田和人氏を招いて経済学部講演会を開催
10月19日(火)に飯田和人明治大学教授を講師に迎え「2008年世界不況と日本経済のゆくえ」と題する経済学部講演会を行いました。
 
飯田教授は最近「百年に一度」といわれる今回の世界不況と日本経済との関係について『危機における市場経済』を上梓したほか、『市場経済と価値、価値論の新基軸』、『市場と資本の経済学』などの著書があります。
【経済学部講演会】飯田和人氏を招いて経済学部講演会を開催
今回の講演では、リーマンショックを前後して 日本経済の構造がどう変わりつつあるかについて、とくに内閣府景気基準日付がいう戦後第14目の景気循環、すなわち第14循環を、先行する諸循環との対比しながら特徴づけました。輸出主導型といわれた日本経済の90年代以降の変貌や、東アジア生産ネットワークの新動向、あるいは近年の雇用構造変化との関連などについて、学生が真剣に聴き入っていました。市民の方も二・三十人が出席し、質疑応答の時間には、市民・学生から鋭い質問が寄せられました。
  • 発行日: 2010.11.02