経済学科

経済学部20周年記念企画「ジンバブエの経済・文化・社会」行われる

2011.08.25

お知らせ
経済学部20周年記念企画「ジンバブエの経済・文化・社会」行われる
7月25日(月)に経済学部20周年記念企画の第1弾として「ジンバブエの経済・文化・社会」と題して,小樽出身でジンバブエ在住の高橋朋子さんによる講演とジンバブエの子供たちの舞踊の公演が行われた.
 
経済学部20周年記念企画「ジンバブエの経済・文化・社会」行われる
高橋さんは,歌手のボブ・マーリーの音楽に魅せられ,それがきっかけで1986年からジンバブエに在住し,現在では現地にジンバブエの伝統音楽を演奏するミュージックプロダクション「ジャナグル」を開設し活動している.
高橋さんは講演でアパルトヘイトなどのジンバブエの歴史,日本では考えられない激しいインフレーション,貧困の現状を語られた.
その後,ジンバブエの子供たち3人を中心とした舞踊の公演が行われた.ジンバブエの独特の楽器,太鼓の音楽をバックに子供たちがお祝いの時の踊りなどを披露した.ダイナミックな踊り,頭にかごをのせたまま踊りなどが披露され,聴衆を魅了した.また日本語の「海」を歌いながらの踊りも行われた.
 
経済学部20周年記念企画「ジンバブエの経済・文化・社会」行われる
学生約90人の他に,市民約30人が講演と講演を楽しんだ.学生たちは,ジンバブエの小学校が有料であり,教科書を買うお金も自分たちで稼いでいることやお札がすぐに使えなくなるような激しいインフレなどの話を聴いて,ジンバブエの現状を知るとともに,パワフルな子供たちの舞踊に感銘を受けていた.
講演と公演終了後.学長と懇談した.
  • 発行日: 2011.08.25