経済学科

20周年記念事業「講演と音楽の夕べ」開催される

2011.09.09

お知らせ
20周年記念事業「講演と音楽の夕べ」開催される
毎年,開催されている「講演と音楽の夕べ」は,今年は20周年記念事業「講演と音楽の夕べ」として開催されました.帯広市の市民文化ホールで開催され,札幌学院大学名誉教授 高懸雄治氏による「チェ・ゲバラとオードリー・ヘプバーン-戦争・貧困・平和-」と題する講演と,札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさんのヴァイオリン演奏(ピアノ伴奏 浅井智子さん)が行われました.
毎年行われている「講演と音楽の夕べ」が経済学部20周年記念事業の一環として9月3日に帯広市の市民文化ホールで開催されました.奥谷学長と鏡味経済学部長の挨拶の後,講演と音楽の演奏が行われました.
前半は本学名誉教授 高懸雄治氏による講演でした.「チェ・ゲバラとオードリー・ヘプバーン-戦争・貧困・平和-」と題して,貧困の撲滅のために革命を志したチェ・ゲバラの生涯を広島の原爆資料館を訪ねたこと,オートバイで南米中を見て回ったエピソードなどを話しながら,紹介されました.その後,戦時中ナチのレジスタンスの手伝いをしたり,晩年は,ユニチェフ大使としてほとんど無給でソマリアなどの発展途上国の子供たちの悲惨さを改善しようとしたり,平和の大切さを訴えたオードリー・ヘップバーンの生涯を述べられました.この二人の生涯を通して平和の大切さ,貧困の撲滅を訴えられました.
後半は,札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさん (ピアノ伴奏 浅井智子さん) のヴァイオリン演奏が行われました.客席からのエルガーの「愛の挨拶」の演奏を皮切りにバッハ,モーツアルト,ドヴォルザーク,「ふるさと」などの日本の歌,チャップリンの「エターナリ」,サラサーテの「チゴイネルワイゼン」などを演奏されました.
講演,音楽とも好評で,終わった後に聴衆から惜しみない拍手が送られました.
  • 発行日: 2011.09.09