第2回:2014年11月6日(木)16:00-17:30
鶴岡 昌徳 氏 (東京大学大学院経済学研究科 研究生)
“The Effects of Relaxing Entry Regulations on Price and Quality: Evidence from a Public Procurement Auction”
要旨:参入規制の緩和は,競争性を高める可能性がある一方で,品質の低下を招くかもしれません.参入規制は,公共調達の市場においても「指名競争入札」という形で使われています.指名競争入札では,政府によって選ばれた特定の企業のみが入札に参加することができます.本研究会では,入札制度による支払価格や工事の品質への影響について,日本の公共調達のデータを用いて分析した結果をご講演いただきました.