7月22日(日)、オープンキャンパス『学びLIVE!2018』が行なわれました。
経済学部の特徴や3つの授業体験を通じて、経済学部がなぜ就職に強いのかが実感できるプログラムを提供しました。当日の詳細をお伝えします。
今回残念ながら参加できなかった方や、参加された方の振り返りにも必見です!
学科説明 就職に強い理由は?
山田智哉学部長より、2014年度以降の経済学部の特徴として、
(1) 基礎力(社会人基礎力)とキャリア教育と経済学的思考力の養成を実現するカリキュラム
(2) 就職を意識した3つのコース「国際経済コース」、「地域経済コース」、「CUP(キャリア・アップ・プログラム)コース」
を中心に4年間の学びを解説しました。
特に、(2)の3つのコースは、
国際経済コース→大企業に就職を考えている学生向け
地域経済コース→道内企業に就職を考えている学生向け
といったように、経済学部の伝統的な教育内容を継承した課程を自分の将来像を思い浮かべながら選択すること、また、法学部との共同運営のCUPコースは、職業を意識した4つのプログラムで構成されていて、公務員養成(警察官、消防士、地方公務員など)、金融関連の職業(銀行員や証券マンや保険外務員など)、ITパスポート、社会調査士などを目指すプログラムの構成であることを説明しました。
さらに、過去3年間の就職内定状況を示し、道内四年制大学に比べて、本学経済学部の就職状況が良いこと、その就職実績を上げるためのカリキュラムの内容について紹介しました。
3つの多彩なテーマで授業体験
経済学部の学びを理解するための3つの講義を提供しました。
①「作業の分担をどう決める?」 土居直史准教授
「宿題」という身近な事柄を例に、どのように分担したら時間を有効に使えるのかといった問題を用いて機会費用の概念を説明しました。このような考え方はなぜ貿易が必要なのかといったことにもつながります。「限りあるものを有効活用するにはどうするか」を考える経済学の考えかたは、友達と作業を分担するときの担当決めなど。身近な話にも応用できることが紹介されました。
②「財政問題を考える-消費税と財政赤字」 山崎慎吾講師
財政赤字の問題から社会保障の問題など日本が抱える多くの問題を取り上げながら、このような問題がなぜ起きてしまうのかを解明しつつ財政赤字に陥ってしまうメカニズムについて説明しました。そのうえで、選挙で投票所へ行くことの重要性や消費税増税は、若い人にとって良い制度な可能性があることを解説しました。時折受講者に質問し意見を聞きながら進めていたため、理解が深まった様子でした。
③「速習プログラミング体験」 森田彦教授
講義は実際にコンピュータを用いて簡単なプログラムを作成するといった内容です。ほとんどの受講者は初めての体験で試行錯誤しながら進めていましたが、うまく完成した学生が喜んでいる一方でどこか不具合が生じて困っている学生もいました。しかし、SA(スチューデント・アシスタント)の助けを借りて最後は全員完成することができました。
より詳しく経済学部を知るために-個別相談会
授業体験と並行して、13時からG館8階で個別説明会が行われ、経済学科のより詳しい内容、AO入試や推薦入試など、各入試制度の違い、CUPプログラムなどについて保護者や高校生の質問に回答、受験対策のアドバイスも行ないました。
個別相談会は細かな疑問点を解消できるので、参加をオススメします。
魅力的なコースのひとつ CUP説明会
学科説明とは別に、コラボレーションセンターにて、法学部と共同で運営しているCUPコースの魅力を久保田義弘教授が解説しました。
熱心に聞き入る参加者が多く、感心の高さが伺えました。