経済学科

【経済学科】地域社会マネジメント研究科と経済学部の合同講演会開催

2016.02.13

お知らせ
地域社会マネジメント研究科と経済学部の合同講演会開催
2016年1月20日に早川 淑人 地域社会マネジメント研究科客員教授による,経済学部と地域社会マネジメント研究科合同の講演会が開催されました.早川 客員教授は,本学人文学部および大学院地域社会マネジメント研究科の出身で,早川保険貿易事務所の代表として,マレーシアを中心に貿易コンサルティング,保険業務活動をされています.
地域社会マネジメント研究科と経済学部の合同講演会開催
講演では,「国際人の条件とは何か?」という問いから始まり,大陸側から日本を見た場合にどのように見えるかが語られました.つづいてマレーシアのマレー人,華僑・華人,インド人等からなる人種構成,マレー人を優遇したブミプトラ政策,マレー人と華人の商習慣の違いについて早川先生の体験も交えてお話しいただきました.また,マレーシアを発展させた東方政策(1982年~),マレーシアの物価やイスラム教関連について説明いただいた後,椰子の木からグルタミン酸(味の素の主成分)を含む澱粉に精製する過程を生産現場のスライドを交えて解説いただきました.グローバルビジネスを目指すためには海外でインターンシップを経験することが重要であること,就活でどのように長所,短所を話すべきかまで広い内容について語られました.最後に国際人の条件は,「日本の文化,歴史,習慣,伝統をきちんと語ることができる人間」という言葉で締めくくりました.

今回の講演会には数名の社会人も参加され,先生のお話に聞き入りました.
今後ともこのような講演会が開催され,学生の刺激となればと思いました
  • 発行日: 2016.02.13