山田ゼミナールでは公務員志望の学生を中心に、データ分析の結果に基づいて地方自治体の現状および施策を考えています。「米-1グランプリinらんこし」は蘭越町で町おこしとともに米の品質向上を目的としたグランプリです。その予選審査に山田ゼミナールが参加しました。このイベントに参加するために、ゼミ生はイベント効果についても討論してきました。今回は予選審査の様子をご紹介します。
米-1グランプリの予選審査は無作為に選ばれた5品目についての官能審査です。評価項目として外観・香り・味・粘り・硬さの5項目について評価した上で、全体の順位をつけていきます。
まずはお米を炊くところから開始です。一人暮らしで自炊になれている学生は手馴れた手つきでお米を研ぐのに対して、自宅から通学する学生はお米を研ぐ経験が少なく一人暮らしの仲間から研ぎ方についてレクチャーを受けている場面もあります。品目の中にはお米の研ぎ方や水の入れ方など細かい指示のあるお米もあります。その指示通り準備を行います。何とかすべてのグループが準備でき、一斉に炊飯スタート。炊けるまでの間、味の違いがわかるだろうかなど雑談しながら待っています。教室は炊飯器からもれるいい香りに包まれます。そうこうしているうちに、お米が炊き上がりました。
楽しくあっという間の審査でしたが、学生にとってはよい機会になったと思います。また、米ー1グランプリの実行委員長である向山博様には、経済学特別講義C(経済学部公開講座・江別市民カレッジ・道民カレッジ共催)において12月1日にご講演いただく予定です。ゼミ生は予選審査を体験したことから、この講義においてもより身近に感じられると思います。
最後に、「米-1グランプリinらんこし」の決勝大会は11月18日に行われます。グランプリの成功を祈念しています。