2017年度「リスク検定」認定書の交付おこなわれる
9月20日、リスク検定・認定書の交付がコラボレーションセンターでおこなわれました。
政治・経済・社会情勢が激動するリスク社会で生き残るために、企業や組織は全社的にリスクを管理する体制を整えなければなりません。ビジネスリスクを中心とする「リスク検定」は社員、特に現場で活躍する人を対象にリスクの理解度、認識力を数値化することにより、リスクマネジメント教育のツールとすることを目的に、社会人対象に実施されています。
今年度は11月に名古屋、東京、大阪で行われる公開試験の前に、8月に本学社会連携センターで特別講習会と団体受験を実施しました。
本学では7年目となりますが、8月8日の受験に28名が挑戦しました。今回の最高得点は73.0点に達し、平均点は60.6点となりました。リスクマネジメント協会試験委員会が設定している目標値(いわゆる合格ライン)は60点です。
企業に勤務する社会人の公開試験の平均点が59.7点と非常に難易度の高いレベルに対し、今回の試験結果では受験生の71%が目標値をクリアしました。
リスクマネジメント協会のホームページには、リスク検定実施大学として本学が紹介されています。合格ラインの60点を越えた学生には、リスクマネジメント協会準会員入会資格が与えられます。リスク検定の合格ポイントとともに準会員資格は就職活動の自己PRに役立ちます。
これまでの受験者からも、リスク検定や準会員資格をエントリーシートの資格欄に記載することによって他者との差別化につながり、その後の面接や内定獲得に大いに役立ったというコメントが数多く寄せられています。
大きな自然災害やさまざまな企業不祥事が続く中で、社会や企業は「リスク認識力」を持った学生を求めています。リスク検定認定書や準会員資格を各自の「強み」として、これからの学生生活や就職活動に最大限に活用してほしいと思います。