第25回ビジネス会計検定試験（主催：大阪商工会議所）において、経営学部坂口応用ゼミナール（担当：経営学部准教授　坂口勝幸）の学生6名が、3級に合格しました。
　本検定試験は、財務諸表の活用能力を取り上げたもので、一般的な簿記検定試験（簿記の「記録」「計算」「整理」を問う）とは異なり、財務諸表の利用技術が中心です。3級は入門級ではありますが、ゼミナールでは日本の代表的な企業の財務諸表の分析を通し、自らの興味・関心に基づきテーマを持って調べてまとめる取り組みを行ってきました。その過程で身につけた分析手法について、検定試験を通して定着できたことに意義を持っています。
　合格者の一人である、会計ファイナンス学科3年　秋田浩明さんは、「簿記というと仕訳や決算というイメージですが、財務諸表を使うことを身につけられたという自信を持つことが出来ました」と語り、あわせて「もっと会計について学びたいという意欲が強くなった」とも語り、将来の進路選択にも大きな影響を与えてくれたようです。

写真：
後列左より　 寅　松　達　矢  ・  西　内　真　人 ・ 田　中　丈　稀
前列左より　 村　川　遼　樹  ・  秋　田　浩　明  ・松　田　匠　平