第23回ビジネス会計検定試験（H30.9.2　主催：大阪商工会議所）において、経営学部坂口ゼミナールの3年生3名が3級に合格しました。ゼミナールからは初めての合格であり、本学からも数年ぶりの合格となります。
　本検定は、財務諸表の作成過程において不可欠な複式簿記の理解度を問う「簿記検定試験」とは異なり、出来上がった財務諸表情報として理解し、ビジネスの様々な部分に役立てることに重点を置いた検定です。
　坂口ゼミナールでは、3年次には「経営分析」を取り上げており、分析手法の基礎基本を身に付け、活躍度の高い企業の財務諸表分析を行い、その企業の実態を会計から理解する研究を行っています。本検定の受検は、その延長線上という捉え方で昨年から3年生全員受検で取り組んでいます。
　今回、合格した一人である物井春希君（3年）は、「簿記の資格は簿記検定としか考えていなかったので、興味深く取り組めました。財務諸表は、情報の山であり、そこからわかる事は本当に役に立つものとわかり、会計が会計言語と言われる意味が少しですが理解できたように思います。」と語っています。
　今後は、自分で分析対象の企業を選び、分析を行いレポートにまとめるという取り組みになります。

　写真右から
　　物井　春希（江別高校）　、南　晃一（札幌稲雲高校）
　　髙野　紗也香（札幌啓北商業高校）、野口　愛莉（旭川実業高校）