このたび、社会福祉法人楡の会(札幌市厚別区)が、厚労省により公認心理師「実務経験プログラム」の実施施設として認定されました。楡の会は 全国で9番目の認定施設となります。
「公認心理師」の資格取得を目指す場合、大学(学部)で必要な科目の単位を取得して卒業したのち、さらに大学院で必要な科目の単位を取得して修了するというのが、事実上のメインルートになっています。
「実務経験プログラム」は、学部で必要な科目を取得して卒業したのち、実施施設に採用された場合、2〜3年間、施設で働きながら勉強して、公認心理師資格試験を受験することができます。
これまで本学大学院臨床心理学研究科ならびに心理学部は、社会福祉法人楡の会と連携協定を結び認定施設化に協力してきました。
楡の会の実務経験プログラムでは、本学大学院臨床心理学研究科の開講する科目の単位を取得することがプログラム内容に組み込まれていますので、働きながら大学院での専門科目を習得することになります(注)。
本学臨床心理学研究科は、楡の会と連携、協働をしながら、地域の心理学的支援の優れた担い手を育成していきます。
(注)科目等履修生になることが条件となります。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。