海外実習報告 その2
タイ海外実習報告
2日目は国立ビエンピン孤児院に訪問しました。
学齢前の子供達と折り紙で遊んだ後、日本から持参したおもちゃで遊びました。子供たちは特に水鉄砲が気に入ったようで、学生は体力勝負で暑い中、一緒の時間をすごしました。あどけない子供達の中には無国籍の子もいること、それを一生背負っていくことの説明を受け、生まれた時から当たり前に国籍がある私たちがいかに恵まれているか学びました。
3日目は、国立チェンマイ大学医学部精神科の病棟に伺いました。
サイコロジストをめざす学生達と一緒に日本とタイの交換講義を受けました。
日本からは斉藤先生が不眠症の認知行動療法について、タイからは、博士課程の院生が人格障害のスキーマ質問紙のタイ語版の作成の研究を発表し、活発なディスカッションになりました。その後、精神科病棟、自閉スペクトラム症児童のデイケアの見学をしました。その後、障害者就労開発支援の親の会が中心となって運営しているヒーリングファミリー財団を訪問し、メンバーの方に大歓迎のダンスを披露していただきました。日本のJICA事業から創設された歴史があり、同じ日本人というだけで、感謝の言葉を伝えられ、日本から出ると、「日本人」としての責任と自覚が求められると改めて気づきました。
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ビエンピン孤児院
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チェンマイ大学医学部
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ヒーリングファミリー財団
- 発行日: 2019.09.17
- 札幌学院大学 教育支援課(心理学部係)
- 住所:〒069-8555 江別市文京台11番地
- 電話番号:011-386-8111