「地域インターンシップB」（キャリアデザイン科目）では、地方自治体による“実効性ある行政活動とは何か”を学ぶため、実際に地域の現場に赴き、地域経済の在り方や行政活動の重要性を実感する取り組みを行っています。

今年度は、人口減少により消滅可能性自治体として数多くの地域を含む北海道にあって、人口増加のトレンドを歩み全国から注目を集めている、東川町 にご協力をお願いし、6月7日に現地実習を行いました。

 授業では事前に、東川町の全体像や全国・道内から人を引き付ける魅力、お試し移住や就業環境など、町での生活がどのように営まれるかについて学んだうえで、当日の自治体訪問を迎えています。実際の生活空間に触れ、町のさまざまな工夫を体験することで、より鮮明にまちづくりや地方創生について考えることができました。

 「地域インターンシップB」では、どの自治体に関心を向けることが学生たちの研究意欲や就業意欲につながるかを考えながら、実習先を検討・依頼しています（昨年はむかわ町穂別を訪問し、穂別診療所副院長香山リカ氏やむかわ町のまちおこしに携わる方々からお話を伺いました）。